こんにちは。メタニキです。
本業や副業としてメンズエステ経営に本腰を入れようとした時に、
・実際にどんな準備が必要なの?
・漏れのない開業までの道筋を知りたい!
・失敗しないメンズエステの開業準備とは?
と、これから始めるビジネスについて、イメージがあっても不安を感じている方も多いと思います。
そこで、この記事ではメンズエステの開業までの手順、手続き、準備品などについて徹底解説します。
この記事さえ読めば、開業に向けたノウハウがばっちり手に入りますので、ぜひ最後まで読んでください!
メンズエステの開業ってどうなの?
まずはメンズエステ経営の全体像を把握するため、メリット、デメリットについて触れておきましょう。
メリット
大きく次の4点が挙げられます。
- 開業資金やコストが少なく済む
- 資格や届出、許可が不要
- 単価と収益性が高い
- 女の子が働きやすい
簡単に言ってしまえば、参入障壁が低く誰でも始められるビジネスでありながら、当たればかなり稼げるということです。
何だか夢のあるビジネスに聞こえてきますね!
デメリット
メリットの反面、次の4点もチェックしておきましょう。
- 摘発リスクがある
- 許可物件が見つからない
- 同業者からの嫌がらせが多い
- 通報魔やアンチが多い業種
メンズエステは風営法に照らすとグレーゾーンにあたる業態です。また、参入障壁が低い分、飽和感が否めません。
よって、これらのデメリットに対する対処もしっかりと行う必要があります。
開業をオススメする理由
以上のメリット、デメリットを踏まえた上で、それでも皆さんにメンズエステ経営をお勧めしたい理由があります。
- リスクが低いので挑戦しやすい
- 損益分岐点が低いので利益を出しやすい
- 女の子がいれば別のキャッシュポイントも作れる
- 失敗しても最悪売却できる
始めるハードルが低く、稼ぎやすい、そして売却というリスクヘッジもあるということで、挑戦しない理由が見当りませんね。
ぜひ、次の開業手順まで読み進めていただき、開業までの流れをイメージしてみてください。
メンズエステの開業手続きや手順まとめ
では、成功に向けた具体的な手順を解説します。
ここがお店の命運を左右する最重要ポイントです。
対面ビジネスであるメンズエステは、人口の多いエリアであれば来店数が見込めますが、その分、ライバル店の存在や賃料により収益が左右されます。
そのため、人口、街の栄え具合、ライバル店、賃料とのバランスをとることが大事です。
具体的にココが良いと断言はできませんが、東京であれば、いきなり都内に出店するよりも、都内から程よく離れた郊外をお勧めします。
次に人気店のサービスをお客となって体感することをお勧めします。
HP・SNSの運営方法、予約から受付までの対応、ルームの内装、セラピストの接客・技術などなど、経営者目線で細やかに観察し、参考になる部分はマネしてしまいましょう。
出店エリアが絞り込めたら、エリア内での物件をリサーチします。
ここ非常に重要ですよ。
収益を考えれば賃料が安い物件をと考えがちですが、お客が来ないことには始まらないので、集客面に重きを置いて考えるようにしましょう。
駅に近くてアクセスが良い、近くに駐車場がある、設備がキレイなどを考慮して、候補となる物件をリストアップしましょう。
次はお店のコンセプト設計です。ここもめちゃくちゃ大事です。
なぜなら、お店に通い続けてくれるリピーターの獲得が、成功するかどうかの鍵となるからです。
まずは「ペルソナ」と呼ばれるターゲットとするお客像を設定しましょう。
①年齢、②住所、③職業、④職場、⑤年収、⑥家族構成、⑦趣味、⑧性格
詳細にペルソナを設定すると、お客のイメージが湧きやすく、どのようなサービスを提供すれば良いのかを考えやすくなります。
ペルソナが定まったら、ペルソナに向けた最高のサービスを考えます。
セクシー系、ほんわか癒し系、熟女系、オイルドバドバなどなど、お店のコンセプトを明確化にし、それを求めているコアなお客にとっての”最高のお店”を目指しましょう。
安さや、立地の良さ、目新しさを全面にアピールするお店がありますが、そういうお店は一時的な集客が見込めても、お店の軸がないので直ぐに飽きられてしまいます。
コンセプトは、経営を左右する大事なパートなので時間をかけて考えましょう。
お店のコンセプトが決まれば、すんなりと決まるはずです。
同じようなコンセプトのお店を参考にして、準備すべき家具や備品をリサーチしておくと良いでしょう。
衣装については、統一したものを決めておくと良いです。費用は掛かりますが、お店のコンセプトが伝わりますし、しっかりと管理が行き届いた印象を対外的に示すことができます。
また、女の子にとっても衣装を自前で揃える必要がなく、安心して働くことができます。
ここまでは、机上でイメージを固めるパートでした。次からは実際に行動に移していきます。
まずは、お店のTwitterのアカウントを取得しましょう。
SNSの中でもTwitterは、情報収集のために利用される頻度が高く、拡散性も高いので真っ先に取り組むべきSNSです。
プロフィール欄には、写真やロゴ、お店のコンセプトやHPへのリンクなど、しっかりと作り込みをしましょう。
また、予約の受付や店舗キャンペーンを直接届けられるLINE公式アカウントも同時に取得することをお勧めします。
お店のHPなしには集客は見込めませんので、コンセプトに沿ったデザインで作成します。
WordPressなどを利用して、自前で立ち上げることも可能ですが、デザイン性や作成の手間を考えると外注してプロに任せる方が効率的かつ効果的です。
私の場合は、代理店に紹介されたナイトレジャー向け格安ホームページ「すぐるくん」というサービスを利用し、月額22,000円で作成しました。
ここまで進めば、いよいよ物件を決めにいきます。
STEP3で作成した候補先リストから、集客が見込める意中の物件と契約を進めます。
ここで考慮したいのが、メンズエステ経営に関してマンションの管理会社やオーナーに連絡して許可を得ておくことです。
許可を得ずに開業すると、マンションの管理人、住民からの通報による摘発リスクが高まることを覚悟しておいてください。
物件の入居日や公式サイトが整ってきたら、いよいよ求人を始めましょう。
メンズエステ経営をする上で、女の子の採用・維持が一番の課題になります。
ここをクリアできれば安定的に収益を出すことができるのですが、そこが難しいんです。
まずは予算に応じて、いくつかの求人サイトに登録しましょう。
地域や時期、条件により結果はまちまちなので、無理のない範囲で広く募集をかけることをお勧めします。
求人と同時に集客に向けての準備も始めましょう。
お店情報をメンズエステのポータルサイトに掲載します。
有名どころの以下の2つのサイトに掲載するだけでも十分集客は見込めますよ。
- 「全国メンズエステランキング」・・・月額22,000円
- 「エステ魂プラチナプラン」・・・・・月額13,000円
求人・集客と並行して、お店の内装を整えていきます。
メンズエステは細々と多くの備品や消耗品が必要になるので、早めに注文して、ルームを完成させてしまいましょう。
開業に必要な備品や消耗品については、後述しますのでぜひ参考にしてください。
いよいよ最終段階。セラピストの採用と研修です。
まず、面接に関しては、応募者のバックレや音信不通、同業者による嫌がらせが普通にあり、思うようにことが進まないことを認識しておいてください。
- 真面目に働いてもらえるかどうかの基本的な人柄
- お店のコンセプトに合っているか
- 経験、技術力はどの程度か(研修は必要か)
- 業務委託契約書を結べるか(身分証の確認も)
特に最後の業務委託契約書の締結は、同業者からの嫌がらせ対策と摘発にあった際の証拠として有効なので忘れずに行いましょう。
研修については、外部のセラピストや講師に技術面でのサポートを依頼します。また、経営への協力として、女の子個人でもSNSを運用するよう教育もしましょう。
お店と女の子が一緒になってお店を盛り上げていく関係性が大事だからです。
以上の準備が整えば、晴れて開業です。
初めのうちは、割引キャンペーンなどを実施して、お店の周知に力点を置くと良いでしょう。
どうでしたか?ゼロの状態からお店のオープンまでの流れが掴めたでしょうか。
イメージができたら、次にそれぞれの具体的な中身について触れていきます。
メンズエステの開業準備に必要なもの
開業までのステップの中で必要となるものを洗い出し次にまとめます。
- 物件
- 備品類
- 消耗品類
- 契約書
- 公式HP
- SNS
- セラピスト
- 集客広告
- 求人広告
物件
前述のとおり、集客面を重視した物件を選びましょう。
- 人口が多いエリア
- 駅に近くてアクセスが良い
- 近くに駐車場がある
- 設備が新しくキレイ
また、後々のトラブル回避のため、マンションの管理会社やオーナーに許可を得ておくことをお勧めします。
備品類
大きく次の3つの分類に分けられます。
- 電化製品類・・・洗濯機、冷蔵庫、空気清浄機など
- 家具インテリア類・・・マットレス、ソファ、鏡など
- 小物類・・・オイルウォーマー、時計、スリッパなど
これらの備品のチェックリストについては、こちらの記事からダウンロードができますので、参考にしてください。
消耗品類
大きく以下の4つに分類さされます。
- 必需品・・・バスタオル、トイレットペーパー、ゴミ袋など
- 液体類・・・マッサージオイル、ボディーソープ、洗濯洗剤など
- アメニティ・・・紙パンツ、マウスウォッシュ、綿棒など
- その他・・・お茶、ボールペン、体温計など
これらの消耗品についても、備品同様にチェックリストを用意していますので、ぜひ活用ください。
契約書
セラピスト用の業務委託契約書、お客さん用の同意書の2種類が必要です。
摘発対策として最低限必要な書類になるので、必ず準備しましょう。
有料となりますが、両者のテンプレートを用意しています。リスク管理としてしっかりとしたものを準備することが大切です。
公式HP
集客用として、なくてはならないツールであることは説明済みですね。
公式サイトの作成方法3選と、サイトに掲載すべき情報をこちらの記事にまとめていますので、参考にしてください。
SNS
今やお客の情報収集はSNSから行われます。
まずはユーザーが多く、情報の拡散性が高いTwitterから始めましょう。
お店、セラピスト双方でアカウントを持ち、連携して集客することが大切です。
また、受付・予約用として、お店の公式LINEアカウントも準備するとよいでしょう。
セラピスト
ここが一番の課題であり、経営を左右する重要なポイントです。
採用するまでも、してからも色々と大変なことが多いですが、お店のために働いてもらうことに感謝して、丁寧なサポートとコミュニケーションを心掛けましょう。
集客広告
前述のとおり、メンズエステのポータルサイトに掲載します。
まずは、有名どころの以下の2つに掲載しましょう。
- 「全国メンズエステランキング」・・・月額22,000円
- 「エステ魂プラチナプラン」・・・・・月額13,000円
私が実際に利用した集客サイトの実績を以下の記事で有料公開しています。
事前に実績データを確認しておくことで、安心して集客サイトの利用ができますよ。
求人広告
女の子を採用するために、予算の範囲内で複数求人を出しましょう。
どこのサイトが良いとは一概には言えませんが、私が16万円をかけて行なった求人広告の効果測定の結果を有料公開しています。
ぜひ参考にしてみてください。
メンズエステ開業の費用
結論から先に言いますと、マンション型店舗で1ルーム約100万円です。
その内訳を私の実体験に合わせて紹介すると次のようになります。
- 物件費用 42万円
- 備品購入費 33万円
- 消耗品購入費 4.2万円
- 集客広告費 3.5万円
- 求人広告費 12万円
- HP制作費 2.2万円
- その他雑費 5万円
- 合計 102万円
お金の話は気になるポイントだと思いますので、こうやって必要額が分かると計画が立てやすいですよね。
詳細については、こちらの記事で解説していますので、参考にしてください。
メンズエステ開業時の法律問題
冒頭のメリットでも触れましたが、メンズエステは資格や届出、許可が不要なビジネスです。
その根拠を改めて確認していきましょう。
- 医療行為…病気の治癒や予防を目的とした行為。鍼やお灸などの施術
- 性的なサービス…異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する行為
- 酒類の提供…食事や酒類の提供には、飲食店営業許可が必要
開業に資格は必要?
上記の医療行為を行なわない限り、メンズエステの開業に特別な資格は必要ありません。
セラピスト中には、施術の信頼感を得るために認定エステティシャンなどの民間資格を取得する子もいますが、あくまでも任意であり、経営に必須の資格ではありません。
許可や届出は必要?
必要なのは、個人事業主として税務署に提出する「開業届」のみ。
上記の性的なサービスの提供、酒類の提供に抵触しない限り、その他の許可申請や届出は不要です。
ただし、「性的なサービス」については、メンズエステで提供されるサービスは非常にグレーであり、事実、多くのメンズエステ店が摘発の憂き目にあっています。
せっかく開業したお店が、摘発により閉店に追い込まれないためには、徹底した対策が必要になるので、以下の記事の内容も参考にしてみてください。
メンズエステ開業の失敗パターン
私のこれまでの経験の中で、メンズエステ経営で失敗してしまう原因は主に次の5つです。
- 女の子が集まらない
- 同業者からの嫌がらせ
- 特徴のない店なのでお客さんが来ない
- 資金不足
- 摘発
「スタッフ」、「集客」、「準備資金」がポイントだと感じています。
そんな私も過去にはメンズエステ経営に失敗し、1ヶ月で廃業した身であります。
私と同じ失敗をしないことが、皆さんの成功への近道だと思うのです。
以下の記事で、私の失敗談を赤裸々に公開していますので、チェックしてみてください。
メンズエステ開業に成功する秘訣
失敗パターンの逆は成功ということで、成功するポイント3つをまとめておきます。
- 事前準備をしっかり行う
- 求人に命をかける
- 3ヶ月以上保てる資金を用意する
メンズエステの開業は物件の費用が一番負担が大きいです。
ですので、物件の契約をする前に、出来うる準備は全て終わらせることが重要です。
コンセプトや戦略などを全て考えた後に物件の契約をしましょう。
もし仮に物件が見つからなくて開業できなくても、金銭的なリスクはありません。
しっかりチャンスを見計らって、ベストなタイミングで開業をしましょう。
そして繰り返しますが、2つ目の女の子の求人が鍵ですので、ここに全力投球で臨みましょう。
皆さんの成功を心から願っています!
メンズエステ個人開業の支援ならお任せください!
最後に、「開業までの流れやポイントは分かったけれど、やっぱり一人じゃ不安だ」という方に向けて支援サービスをご用意しています。
これからメンズエステを開業しようとお考えの方に、開業までをマンツーマンでサポートしますので、ぜひご活用ください。