こんにちは。メタニキです。
メンズエステ経営を始めると、一番の気がかりはお店の摘発ですよね。
用意周到に築き上げてきた自身のお店が、暇な警察の捜査で一瞬で崩壊なんて考えたくもないものです。
・そんな恐る恐るメンエス経営するなんて嫌だ。
・摘発って、何が良くて、何がアウトなの?
・万全な摘発対策を早く知りたい!
と、メンズエステ経営をする上で一番のリスクである摘発について、しっかり対策したいと思う方は、きっと多いはずです。
この記事では、そんな不安な気持ちに応えるべく、メンズエステが摘発される理由と万全の摘発対策について解説します。
この記事を読み終えれば、きっと安心したメンエス経営を実現できますので、ぜひ最後まで読んでください!
メンズエステの摘発の傾向と対策
いきなり結論である対策12選をご紹介します。
これらを実践することで、摘発リスクを確実に下げられますので、しっかりと頭にインプットしてください。
- 業務委託契約書と同意書を交わす
- 性的なサービスをさせない
- 露出の高い衣装を使わない
- 露出の高い写真で集客をしない
- セラピストの3サイズを記載しない
- 怪しいオプションをHPに記載しない
- サービス内容を動画などで公開しない
- 初回客には慎重に施術する
- なるべく許可物件で経営する
- 管理会社に部屋の中を絶対に見せない
- 同業者からの嫌がらせ対策をする
- 危険エリアで開業しない
- 通報魔のTwitterアカウントをあらかじめブロックする
- SNSで目立った行動をしない
- 顧問弁護士をつけ風評やトラブルに対処する
業務委託契約書と同意書を交わす
これが起訴を回避するための一番の有効手段です。
理由は、お店が違法行為に関与していないことの証拠になるからです。
お店とセラピストとの関係は、雇用形態ではなく、業務委託形態が大半だと思います。
個人事業主であるセラピストとお店(発注者)でしっかりと業務委託契約を結んでいれば、例え捜査があった場合でも、業務発注先での行為として、店側の責任の度合いは少なくなります。
さらに、お客とも同意書を交わして証拠を残しておけば万全です。
お店としては、性的な行為をしないようにセラピストにも、お客にも注意喚起をしていたにもかかわらず、密室で個人間の判断で性的な行為を行ってしまった。
これが通用するのです。
お店側の姿勢は証拠として残るため、刑事責任を経営者に問うのはかなり難しいでしょう。
弁護士のサイトでも、契約書の用意をすることが推奨されています。
代理店の話によると、摘発されたお店であっても、お咎めなしになるケースは、すべて業務委託契約書と誓約書を交わしていた場合とのことでした。
なので、摘発という最大のリスクの備えとして、セラピストと契約書を結ぶこと、お客には誓約書を交わすことを絶対に忘れないようにしましょう!
本サイトでは、テンプレートを販売していますので、利用したい方はこちらからどうぞ。
性的なサービスをさせない
セラピストへの教育の徹底、ここも重要ポイントです。
これが摘発を回避するための根本的な解決策です。
若いセラピストの中には、一般的なメンズエステと風俗営業のメンズエステの明確な区別がつかず、性的なサービスも仕事の範囲内だと勘違いしていることもあります。
採用時などに、業務委託契約書と合わせてセラピストへの教育を徹底するよう心がけましょう。
露出の高い衣装を使わない
風営法の性風俗特殊営業と見なされる可能性があります。
どこまでがOKで、どこからがNGといった明確なラインはありませんが、お客の性的な興奮に応えるような衣装は避けるべきです。
少なくとも、そのままの格好でふらっとコンビニに出かけられるぐらいのものが無難です。
露出の高い写真で集客をしない
性的なサービスを想起させる集客もNGです。
一般的なメンズエステの施術は、”心地よさや癒し”を提供するものです。
それなのに、露出の高い衣装を着たセラピストがHPに並んでいては、性的サービスを提供する疑いを持たれても仕方ありません。
しかも、お店の関与を示す証拠にもなるため、掲載は絶対避けましょう。
警察はTwitterやHPを確認し、怪しいお店を探しています。
そういった人間に目をつけられないためにも、過激な写真での集客はお勧めできません。
セラピストの3サイズを記載しない
風俗店では女の子の3サイズを記載することが普通ですが、メンズエステでそれを行うと摘発されやすい傾向にあります。
風俗と同じようなシステムを採用すると、性的な目的でお客さんが来店しているとみなされるからです。
性的な好奇心を目的にしてお客さんが来ないような工夫をすることが、メンズエステの摘発対策で重要です。
怪しいオプションをHPに記載しない
衣装と同様にオプションの明記にも注意が必要です。
客単価をアップさせるため、オプションを設定しているメンズエステも多いですが、内容自体が性的なものであれば違法となります。
ここ最近では、衣装チェンジやディープリンパも危険度が上がっているので、そういった表記を避けるようにしましょう。
サービス内容を動画などで公開しない
オプション同様に、動かぬ証拠を残すことになるので公開はNGです。
集客面でのメリットはありますが、警察の目につきやすくなるリスクを考えると、公開しないことをお勧めします。
初回客には慎重に施術する
お客が発端で摘発に発展するケースが多々あります。
警察の潜入捜査や同業者の嫌がらせ通報の始まりは、お客になりすましての証拠集めからです。
事前にサービス内容と禁止行為を説明し、必ず同意書にサインをもらう。過剰な要求には応えない。
ルールとマナーを守れないお客は入店を断るぐらいの覚悟が必要です。
なるべく許可物件で経営する
マンションの管理人、住民から警察に通報されることがあります。
開業前に、マンションの管理会社やオーナーに連絡して許可をもらっておく。
あるいは、店舗利用が可能な物件で開業しましょう。
物件のリスクは、経営を始めてしまうと後戻りは難しいので、慎重な対応が必要です。
管理会社に部屋の中を絶対に見せない
無許可のマンションで開業する場合、稀に管理会社が調査に来ることがあります。
その時の対応についても、セラピストと共有するべきです。
なので、部屋の中に入れさせないという点が重要です。
万が一入られそうな場合、明らかにメンエスと分かる備品をクローゼットに隠すなども必要でしょう。
結局のところ、やっていないと言えばそれまでですので、とにかく突っぱねることが重要です。
同業者からの嫌がらせ対策をする
お客を装ってのタレコミにも注意が必要です。
あらかじめ悪質な同業者の電話番号や顔写真が分かっていればスタッフ間で共有する。
初回客とは必ず同意書を交わすといった方法が有効です。
営業妨害への対策も含め、詳しくはこちらの記事で解説しています。
危険エリアで開業しない
メンズエステの摘発は暇な警察のさじ加減で決まります。
無駄にやる気のある警察が管轄しているエリアで開業すると、摘発リスクが上がってしまいます。
特に、以下の県では摘発ニュースが多いので注意が必要です。
- 大阪
- 岡山
- 兵庫
- 奈良
主に関西ですね。
特に大阪では、万博が予定されているので、摘発に躍起になっているようです。
ですので、大阪で積極的に開業するのはお勧め出来ません。
通報魔のTwitterアカウントをあらかじめブロックする
メンエス界隈には、特有のアンチが存在しています。
ソープでの本番やデリヘルでの本番については、Twitterで騒いでいるユーザーがいないのですが、メンエスについては、過激なアンチが大量に発生しています。
特に、わざわざ専用のアカウントを作って、メンエスの摘発について、毎日ウォッチしている病気レベルの人もいます。
いわゆる、自粛警察やマスク警察のような、正義感を拗らせてしまった、痛々しい人間が憂さ晴らしで行っているのですが、彼らの存在は社会にとって害でしかありません。
なので、彼らに目をつけられる確率を下げるため、最初からブロックすることを推奨します。
該当のアカウントについては、後日リストアップして記事にまとめますので、少々お待ちください。
SNSで目立った行動をしない
自称日本一フォロワーの多いメンズエステの店長のお店が摘発されました。
その原因は様々ですが、恐らく日頃からSNSで発信を行い、敵を作りすぎたことが原因でしょう。
メンズエステの商売はそこまで周りに誇れるものではありません。
そのため上から目線でSNSで発信していると、ほとんどの場合嫌われます。
この界隈には病気レベルのアンチが多いですから、無駄にSNSで目立つと、必ず嫌がらせ被害に遭います。
なので、店長やオーナーはSNSで目立ちすぎないことをおすすめします。
顧問弁護士をつけ風評やトラブルに対処する
メンズエステの経営は何かとトラブルが多いです。
お客さんとのトラブルや風評被害等、法的なトラブルが絶えません。
警察は爆サイや5chも監視していますので、風評被害への対処もいち早く必要です。
顧問弁護士をつけ、契約書や誓約書、HPに表記するだけでも抑止力となります。
また、万が一摘発された場合、顧問弁護士がいると圧倒的に不起訴の確率が上がります。
ですので、摘発対策としてナイトワークに強い顧問弁護士をつけることを強くお勧めします。
メンエス開業部は顧問弁護士と提携しご紹介も行っております。
・顧問料初月無料
・依頼料10%〜30%OFF
をメタニキの紹介でお付けすることが可能ですので、興味があればお問い合わせください。
店舗の防犯対策
セラピストの安全や、厄介なクレーマー対策のために行うセキュリティの強化は摘発対策としても有効です。
同業者からの嫌がらせや、警察の違法捜査に対する証拠集めとしても活躍するのです。
私がメンズエステを経営していた時には、監視カメラとボイスレコーダーを設置していました。
監視カメラの設置
お勧めはこちらのタイプ。
値段が安く、スマホと連携して遠隔での映像確認や録画、カメラ操作をすることができます。
また、マイクとスピーカーが付いているため、緊急時には遠隔で会話もできる優れものなのです。
※もちろん、通常時は施術ルームは撮影しませんよ。
ボイスレコーダーで記録
しっかりと音声データを残すことも効果的です。
こちらは集音機能に優れているので、鏡の後ろ辺りに置いておくのがベストです。
メンズエステの摘発原因は?
簡単に言ってしまうと、これまで紹介した対策と逆のことをしていると摘発のリスクが高まります。
摘発されやすいメンエスの特徴
- 業務委託契約書や同意書を交わしていない
- お店が性的行為を指示している
- 露出が高い衣装で接客・集客している
- セキュリティが緩い
- 通報魔から目をつけられている
- 暇な警察の管轄内にお店がある
自分のお店がこれらに該当していないか、今一度チェックして、できる部分から対策をしておきましょう!
メンエスの営業がバレる原因
メンエスの営業が目をつけられる原因は様々ですが、主に以下になります。
- 周辺住民からの通報
- 同業者からの嫌がらせ
- 通報魔からのタレコミ
- 警察によるネットでの監視
メンエス経営は、あまり目立ちすぎず、リスクを分散しながら行うことが理想ですね。
マンションでの無許可営業=犯罪ではない
稀に勘違いしている方がいますが、マンションでの無許可営業は犯罪ではありません。
これはあくまで、マンションの管理会社の規約違反です。
規約違反は民事上のトラブルですので、警察は関与しません。
無許可マンションでの営業は、メンエスの摘発のきっかけとなることはありますが、直接的な原因ではないという認識を持ちましょう。
摘発と密接な関わりのある風営法について解説
メンズエステが摘発される根拠法令が、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)です。
ここでは、風営法での規制内容や定義、届出が必要な基準について解説していきます。
風俗営業法の規制内容とは?
メンズエステがグレーゾーンと言われ、近しい関係にある業態がソープランドや箱ヘルなどの店舗型の性風俗店です。
その定義は次のように定められていて、営業を行う際には公安委員会(いわゆる警察)に営業開始の届出を提出する必要があります。
「個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業」
また、店舗営業をしてはいけない禁止区域と禁止地域が定められています。
・禁止区域:学校、図書館、児童保護施設などの保護対象物件の周囲200mの区域内
・禁止地域:都道府県条例により定められた地域
よって、マンション型のメンズエステが摘発されるのは、その営業形態が店舗型性風俗特殊営業とみなされての無届出営業、もしくは禁止区域・禁止地域での違法営業に該当するためです。
風営法の届出が必要な境界線は?
では、何をもって「店舗型性風俗特殊営業」に該当するのか?詳しく見ていきましょう。
「個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業」
これをメンズエステに当てはめてみると…
- ”個室において” → 密室での施術は該当
- ”異性の客” → これも当然、該当(逆に、セラピスト同士であれば非該当)
- ”客の性的好奇心に応じて” → ここが問題点!
- ”客に接する役務” → エステである以上、該当
争点は3つ目の「性的好奇心に応じて」の解釈です。
この部分について、「風営法解釈運用基準」では、“当該客の性的な感情に応えてという趣旨である。”と説明されていて、メンズエステで想定されるサービスと照らすと以下のように判断できます。
完全にアウトなもの
- 性行為
- 手淫(手コキ)によるヌキサービス
クロに近いもの(「性的な感情に応えた」と判断される可能性が高いもの)
- 露出の高いセラピストの服装(ベビードール等)
- 性的なサービスを想起させるHPの内容
- 鼠蹊部のマッサージ
- 密着してセラピストの胸をお客に当てる
- 足でお客の股間を触る など
いずれもメンエスで割とありがちな施術ですが、実態はクロに近いと言わざるを得ません。
繰り返しですが、セラピストへの教育やお客と同意書を交わすなど、基本的な対策を徹底することが肝心です。
許可と届出の違いは?
次に、風営法による許可と届出の特徴を解説します。
まず、一般的な両者の違いをざっくり説明すると…
- 許可:元々禁止されている行為に対して、役所に申請を行い、役所から”行なってOK”とお墨付きをもらうもの。
- 届出:”私は〇〇な行為をします”と役所に届け出て、役所に認識してもらうもの
なので、禁止行為にお許しをもらう「許可」はハードルが高く、「届出」は比較的簡単というイメージがあると思います。
ですが、風営法では事情が異なります。
なぜなら、許可先が性風俗店を取り締まる側の警察になるためです。
簡単には認めてもらえないだろうと察しがつくと思います。
実際に、非常に慎重に書類をチェックされるため、届出であっても許可申請と同等に非常にハードルが高い手続きと認識すべきでしょう。
万が一、メンズエステを性風俗店として営業したいと思ったとしても、一般的なマンションは営業禁止区域・地域に当たるため、許可が受理されることはまずないでしょう。
メンズエステと風俗エステとの違い
これまでの点をおさらいすると、次のように整理できます。
風営法の届出や許可 | 提供するサービス | |
メンズエステ | 必要なし | エステサービスのみ |
風俗エステ | 必要 | エステサービス+手コキ等の性的サービス |
警察がメンズエステを摘発するまでの流れと手口
次に、違法メンズエステ店を摘発する際に、警察が必ず行う「内偵捜査」について解説します。
目的は違法行為の証拠集めで、実質潜入捜査が次のような手順で行われます。
「爆サイ」や「Twitter」「公式HP」「タレコミ」をもとに、違法行為を行っている可能性が高いメンズエステに目星を付けます。
私服の警察官が一般客を装って来店します。
当然、一般客と見分けがつかないため、不意に行われる潜入調査を回避することは不可能と言っていいでしょう。
公務員が公務中に税金を使ってメンエスに遊びに来るのはいかがなものか
違法な性的サービスを行っているか否かの検証です。
はじめはセラピストから通常のリラクゼーションの施術を受けながら、頃合いを見て性的なサービスを要求します。
この時のセラピストの反応を見て、性的なサービスが日常的に行われているかどうかを確認するのです。
同意書にサインしておいて、わざわざ違法行為に誘い出して、点数稼ぎをしてきます。
次は、性的サービスを店ぐるみで行なっているかどうかの確認です。
一般客を装ったまま、同じセラピストのリピーター、又は複数のセラピストに入って、性的なサービスが常習化してるかを確かめます。
お店ぐるみで日常的に違法行為が行なわれている事実が積み上げられると、摘発に踏み切るのです。
以上のように、暇な生活安全課は社会的意義が全くないメンエスの摘発を行っているのです。
税金でメンエスで遊んで、違法行為を要求して、ちゃっかりサービスを受け、おいしい思いをした後に摘発。
そして点数稼ぎという悪どいやり方です。
私も税金でメンエスで遊んで、気に食わなかったら摘発するという、楽ちんな仕事をしてみたいものです。
警察の内定を見破るには?
警察の内定を見破るには、相手も一応プロなので、かなり難しいです。
ただ、情報を集めたところ、お客さんが警察かどうかを把握する方法はいくつかあるようです。
- 耳が潰れている
- ガタイが良い方
- ズボンのポケットに硬い物が入っている(警察手帳)
- 刺青がない
- 若すぎたり老人すぎない
- やたら業務内容について聞いてくる
- 違法行為に誘いだそうとしてくる
- 自宅やルーム付近に怪しい車が時々停まっている
あくまで一例ですが、柔道によって耳が潰れていたり、ガタイが良い人は関係者の可能性があります。
少なくとも、体が小さくて筋肉がない人であれば、警察にはなれないと思いますので、安心できるかもしれません。
そして、高度なテクニックですが、相手のズボンに警察手帳のような硬いものが入っていれば怪しいです。
身体的な特徴で消去法を使うなら、刺青がある人や老人などは違うでしょう。
また、警察は点数稼ぎが目的なので、違法行為に誘いだそうとしてきたり、普段の業務やお店について聞き出そうとしてきます。
なのでそういう人には警戒して、お店に伝えましょう。
防犯カメラやボイスレコーダーを用意していれば、電話番号と同時にメモしておいて、同業者と共有するのも手です。
メンズエステの摘発事例と逮捕事例
では、実際にメンズエステが摘発された事例を見ていきましょう。
メンズエステ店で女性従業員に男性客の太ももの付け根付近をマッサージさせたとして、兵庫県警歓楽街総合対策本部と同県警姫路署などは2日、風営法違反(禁止地域営業)の疑いで、姫路市の自営業の男(45)を逮捕した。メンズエステ店は風営法の「グレーゾーン」とされ、県内での摘発は珍しいという。
逮捕容疑は1月29日午後2時半ごろ、同市のマンションの一室で、女性従業員が男性客に性的なマッサージをする店を営んだ疑い。同署の調べに「太もも付近のマッサージはしているが、性的なものではない」と容疑を否認しているという。
同署によると、「マンションの一室で性風俗営業をしている」との情報提供があり、捜査を進めていた。同署などは3月2日、男の自宅やメンズエステ店として使用された部屋などを捜索した。
弁護士コラム
ポイントは、「太ももの付け根付近のマッサージ」についての見解の相違です。
メンズエステの醍醐味である鼠径部施術を警察側が違法と判断した事例です。
また、情報提供がきっかけとなって摘発につながった点も注目です。
物件選びや同業者からの嫌がらせ対策など、全方位的な対策が必要なことが分かります。
メンエスが摘発され逮捕されたらどうなる?
あまり考えたくないことですが、もしもの時のことを予め知っておくと、対策への力の入れようも違ってきますので、ぜひ、確認しておきましょう。
お店のオーナーやスタッフ
風俗営業の無届け営業として2年以下の懲役もしくは、200万円以下の罰金が適用される可能性があります。
主に処罰の対象はオーナーですが、店ぐるみで性的な行為を指示していたとなれば、共同経営者や経営に関わる従業員も一緒に逮捕されるケースがあります。
オーナー、スタッフが逮捕とともに、当然、お店は営業停止処分となり、閉店は免れないでしょう。
ただ、多くの場合は不起訴や軽い罰金で終わります。
見せしめのために逮捕されることも多く、そこまで重罪にならないので、過剰に心配する必要もないでしょう。
セラピスト
お店が摘発されても、セラピストが逮捕されるケースは多くありません。
しかし、お店ぐるみで違法行為に関与していたと判断されれば、逮捕されるケースもあるので注意が必要です。
また、摘発されたときに在籍していたセラピストは、お店の実態を事情聴取される可能性があります。
その際、「前歴」として警察に記録が残ってしまいます。
お客さん
摘発されたお店に居合わせたとしても、逮捕されることはありません。
ただ、捜査協力のために、お店のサービス・接客内容について、事情聴取を求められる可能性はあります。
メンズエステの摘発リスクってどれくらい?
昨今、以前と比べて摘発が増えており、アンチも活発に活動しています。
そういった様子を見ると、どうしてもメンエス開業は危険と思ってしまうでしょう。
ただ、摘発をされているのは極一部の店舗です。
県単位で見たら、毎月片手で数えられる店舗しか摘発されていません。
摘発ニュースで一番注目すべきは、その店舗の売上額です。
ニュースでは大抵、『毎月3000万円以上を売り上げていた模様』という記載があります。
逮捕だけを見るのではなく、上手くやればこれだけ稼げるということの証明でしょう。
そして、仮に逮捕されても、ほとんどの場合は不起訴処分で前科になりません。
大した罪にもならないので、過剰に摘発を恐れる必要はないと思います。
これからのメンズエステ経営について
摘発が増えている今、逆にチャンスという側面もあります。
既存店が減り、新規で開業する人も減りますので、競合が減って稼ぎやすくなる部分もあるでしょう。
ですので、摘発の傾向と対策を学んだ上で、次の価値提供の形を考えるのがオーナーの仕事だと思います。
違法ではないマンションでの営業は、高利益率を稼げるビジネスです。
なので、このスキームを活かさないのは勿体無いことです。
例えば、今後のメンエスは、酒を提供しない個室キャバクラという形態を目指すしかないでしょう。
店内での性的なサービスはないが、女の子を口説いてワンチャン外でイケるかもしれないという形態です。
酒を提供できないので、その代わりに別の課金システムを設けて競わせるという方法もあります。
マッチングアプリやライブ配信アプリで集客をして、軽いマッサージを通して会話を楽しむというスタイルで良いと思います。
メンズエステ摘発対策マニュアル完全版を提供中
記事は以上になります。
メンズエステの摘発の仕組みと対策について理解できたでしょうか。
持続的なメンズエステ経営をする上で、必ず押さえておきたいポイントですので、ぜひ読み返していただき、できる部分から取り組んでみてください。
また、今回の記事では解説していない摘発対策について、下記の開業サポートサービスでお送りします。
記事ではとても公開できない特殊な対策方法やアイデアを提供しています。
開業支援と合わせて利用したい方は、お申込みください。