店長必見!メンズエステ嬢の採用面接で地雷を避けるコツ|チェックシート

こんにちは。メタニキです。

この記事では、セラピストを雇う際にかかせない面接について、実際の手順から注意点まで解説していきます。

この業界が初めての方であれば、面接時に何をチェックするべきか？入店率をどうやって上げるか？どんな女子を採用するべきか？わからないことだらけだと思います。

以前に書いた記事でも紹介しましたが、私も最初はトラブルの連続で、対応に非常に困ったことがありました。

要点をいくつかあげて解説していくので、ひとつずつ見ていきましょう。

【メンズエステ用】セラピスト採用面接チェックシート

以下は面接時に女の子に記入してもらうチェックシートの一例です。

メンズエステの面接を受けに来る女の子の事情や状況は人それぞれ。
こちらのチェックシートを用いれば、必要十分なパーソナルデータを短時間で得ることができます。

この際、「不明なところなどは無理に埋めなくてよいですよ。書ける範囲で記入してください」と一声かける心配りも忘れずに。

こちらから無料で利用していただくことが可能です。

メンズエステのセラピスト採用面接でヒアリングする項目

前述のチェックシートに沿ってヒアリングを行っていきます。各項目について説明していきます。

1,本名〜5,メアド

1,本名 2,生年月日 3,住所 4,携帯 5,メアドがしっかり記入してあるか？確認するだけで結構です。

6,希望の源氏名

経験者であれば前店の源氏名を使う方が多いです。
すでに在籍で使っている名前は被ってしまって使えないので、いくつか希望を出してもらいましょう。

7,趣味

女の子の緊張を和らげる意味でもこういったお仕事と直接関係ない話題があると、面接をスムーズに進行することができます。

また、贅沢すぎる趣味（ホスト遊びなど）が書かれていれば、後述の地雷嬢を見抜く手がかりにもなります。

ただホストやメンコンなどはお金を稼ぐ明確な理由にもなり得るため一長一短です。

8,身分証

記入内容と身分証が合致しているか？必ず確認しましょう。（特に生年月日）身分証はコピーを取らせてもらってください。

また18歳未満や現役の高校生は雇うことができないので、写真つきの身分証（免許証・パスポート・マイナンバーカードが望ましい）を提出してもらいましょう。

9,スリーサイズについて

身長やスリーサイズを確認します。

メンズエステの面接の場合、その場で下着や裸になってもらうことはセクハラ案件になるのでNG。

一般女性の場合、正確なスリーサイズを知らないという方も意外と多いです。
未記入部分については口頭で、「プロフィールに掲載しますので〜」と一声添えて、ブラジャーのカップ数や洋服のサイズ（SMLや◯号）を確認しましょう。

10,現在の職業

とても大事な質問項目です。なぜなら、職場や学校、家庭の事情で出勤数が決まってくるからです。
同居者（親、夫、彼氏、子ども）などについてもヒアリングしましょう。

働いている人（OLやフリーター）は、職種や職場の最寄駅、シフト状況などをしっかり確認してください。

また、風俗やキャバクラと答えた場合も、今在籍しているお店について（業種や在籍期間、出勤状況）聞いておきましょう。

11,タトゥー・12,傷や痕

面接時には分からなくても、場所や大きさによっては、お客様の評判を落としてしまいます。（特にタトゥー）

お店が若いギャル系とかでない限り、制服やコスチュームを着た時に目についてしまう程のものであれば、不採用にする勇気も必要です。

13,タバコ

基本的に接客時は喫煙NGです。
ルームや待機所、制服などにタバコの匂いがついてしまうと、お客様の満足度が下がってしまうからです。

お店の方針にもよりますが、基本勤務中のタバコNGとするか、休憩時のみ加熱式タバコOKとするのが無難でしょう。

ヒアリングが尋問のようにならないよう注意！

14,当店を知ったきっかけ

求人広告の費用対効果を知るうえでも重要な項目です。

また、グーグルやSNSで検索した時に、どんな単語を検索ワードにしたか？も入手したいデータです。
友人紹介の場合、紹介者も必ず確認しましょう。

15,選んだ理由

多くの女の子が、複数のお店を問い合わせ候補に入れたうえで、面接に行ってもよいかな？と思ったお店を絞り込んでいます。

ここで、チェックの入っている項目が、女の子が働くお店を決める上で重要視していることです。

セラピスト一人ひとりが何を重要視しているかを知ることで、モチベーション維持や継続率アップに繋がります。

評判やホームページなどにチェックが入っている場合も、「どんなところが良いと思いましたか？」などと質問して、女の子の本音を深堀りしていきましょう。

16,メンエス経験

メンエス経験あると答えた方には、そのお店の情報（店名や期間など）をヒアリングしましょう。

その時、「どんな感じのお店でしたか？」などの質問でライバル店の情報を得るとともに、「そのお店はいつごろ、どうして辞めたんですか？」と退店理由を必ず確認してください。

先ほどの「15,選んだ理由」では分からなかったもう一つの本音を知るチャンスです。辞めた理由が分かれば、先回りして退店のきっかけを潰すこともできます。

17,入店目的は？

ほぼすべての人が「お金を得るため」と答えると思います。

問題はそれが、借金なのか？生活費なのか？目標のための貯金なのか？など用途を必ず確認しましょう。

18,1日に稼ぎたい金額

ここで接客あたりのバックを例示して「その金額でしたら１日◯人でクリアですね！問題ないでしょう」などと、希望に十分に添える事をアピールしましょう。

あまりにも高すぎる（低すぎる）金額を言ってくる経験者は地雷嬢の可能性があります。

一方で、求人広告に現実とかけ離れすぎた表現を使ってしまうと、面接までこぎつけても離職する人が増えてしまうので、広告の打ち出し内容にも注意しましょう。

求人の打ち出しについてはこちらも参考にされてください。

（参考記事）メンズエステ セラピストの求人方法8選 安定収益に最重要！

19,希望の勤務時間・曜日

学生さんなら夜や休日、主婦の方なら平日の午前〜午後などのように、プライベートに無理のないシフトかどうか確認します。

20,体験入店

経験の有無に関わらず、ほとんどの女の子が「１日だけ働いてみてから入店するかどうかを決めたい」と思っています。

「お店が合わなかくて辞めたいとなった時に、無理に引き止められたら嫌」だからです。

経験者であれば、面接した日にそのまま体験入店を希望してくる方が過半数を超えます。
問い合わせの段階で体験入店についても聞いておきましょう。

また、未経験の場合、口頭でのマニュアル説明に加えて、実地講習も必要です。
希望する体験入店日に合わせられるよう、自由の効く講師（出来れば女性）を確保しておきましょう。

21,初出勤予定日

前述の体験入店をしないと答えた方には、初出勤日を書いてもらってください。

この時、女の子の希望曜日とお店の集客の強い曜日を合わせるよう誘導するとベターです。
初日ゼロだけは絶対に避けなければなりません。

22,ＨＰに載せる写真にモザイク

有りの場合は、どこまでモザイクをかけるか（全体、目出し、口出し等）も確認しましょう。

23,店の宣伝に協力は？

お店としても、セラピストさんにしても、顔を出すことは集客面において大きなメリットがある事を説明してください。（特に目出し以上）

とはいえ身バレにつながる部分ですのでデリケートに対応しましょう。（無理強いはNG）

24,アナタができるオプションについて教えてください。

お仕事内容に関する質問です。（オプション項目はお店毎に設定してください）
人気のオプションや必須のものを伝えてあげましょう。（特に「×できない」と答えている場合）

（注意）ヒアリングは柔らかく誠実に！

女の子の情報を得ようと聞き込みに熱中しすぎると、相手を置いてけぼりにしてしまいがちです。

未経験者はなおのこと、経験者でも「安心・安全・お金」の３つのポイントにおいて、不安を抱えています。

入店率や定着率にも繋がりますので、聞き手に徹して柔らかく、丁寧にヒアリングを行うよう努めましょう。

メンエスの採用担当者が地雷セラピストを見分けるポイント

せっかく採用したのに、遅刻や欠勤を繰り返したり、お客様や他のスタッフとトラブルを起こしたりと、お店の売上に貢献してくれないセラピストがいます。

そういった地雷セラピストを面接の時点で見抜けるかどうか？は人気店を作り上げるために必要なスキルです。

遅刻の有無

遅刻が多いと、ご案内のお客様を待たせてしまったり、お客様のオーダーを流してしまうことにも繋がります。

面接の予定をズラしたり、当日ギリギリになって遅れてきたりする女の子は、いざ働くとなった際にも同じようにシフトを守れないことが多いです。

また、面接の際に「昼職などのなにかの都合で、遅れたりお休みしたりすることはありますか？」と質問するのも良いですね。
最後に「その際は必ず前もってご連絡くださいね」と添えるようにしましょう。

昼職をしているのか

昼職をしている方は基本的に勤務時間に忠実な方が多いです。

昼職をしている方には、職場の最寄り駅や残業の頻度などについても質問しておきましょう。

あまりにもハードな職場の場合は、「安定して稼ぐために、お休みの日を固定の出勤日にしては？」など提案するのも手です。

言葉遣い

メンズエステは接客業なので、最低限のモラルやマナーが身についてないと、後々のトラブルの原因となります。

面接時の言葉遣いや態度が悪い女の子は地雷セラピスト化する可能性が高いです。

服装

まず第一は清潔感。不潔でだらしない格好で面接を受けに来る時点で、推し計るべしです。

服装以外にも、髪の毛や爪、最低限のお化粧など、身だしなみについてもチェックしましょう。

美意識にかける女性が売れっ子になることはまずありません。

タトゥー・刺青

ヒアリングの項目でも触れましたが、接客時に目についてしまうほどの大きさや柄のタトゥー等を入れている場合、お店がそういうコンセプトでもない限りは採用しないほうが無難です。

一概には言えませんが、タトゥーや強烈なボディピアスなどは精神性や過去の恋愛遍歴なども透けて見えます。

リストカット

手首や太ももに十数本のリストカット痕がある女の子も、メンヘラ地雷セラピスト化する可能性があります。

ただ前述のタトゥーもですが、100％メンヘラ地雷かというとそうでもないところが悩みどころです。
面接時の態度やルックス、身だしなみなど総合的に判断しましょう。

スマホ画面

スマホ画面がバキバキの女の子はメンヘラの可能性が極めて高いです。

だらしない性格の象徴ですので注意が必要です。

前店舗の在籍期間と退職理由

ヒアリングの項目でも述べましたが、非常に有用な情報です。

よほど酷いお店だった場合は別ですが、退店理由は「お店：女の子＝１：１」であることが多いです。

にも関わらず、まったく自分の非がないかのように前店の悪口をまくし立てたりする女性はほぼ地雷です。

入店しても同じようにトラブルを起こして退店→次の店で悪口を言われます。

面接のバックレ率は？ドタキャンを防ぐコツは？

メンズエステの面接のバックレ率は昼職からは想像もつかないくらい多いです。

面接バックレを大幅に減らすテクニックに加えて、いたずらや同業者の嫌がらせなどのトラブル対策についても説明しています。

詳しくは以下の記事を参考にされてください。

（参考記事）風俗嬢・メンエス嬢の採用面接バックレ対策10選

バックレられたら泣き寝入りするしかありませんが、面接時にいくつかの予防線を張ることで、バックレ率をかなり下げることができます。

以下説明していきます。

面接時に業務委託契約書を交わしてしまう

面接が終わり、採用・入店の同意が得られた時点で、源氏名（お店での名前）や初出勤日も決まっていることでしょう。

この段階で、業務委託契約を交わしてしまいましょう。

面接を受ける側の気持ちになると分かるのですが、面接って緊張するし何より面倒くさいもの。

契約書にサインさせることで、とりあえずこのお店で働いてみようと後押しするのです。

（参考記事）【弁護士作成】メンズエステ用のセラピスト業務委託契約書と同意書テンプレ

なるべく当日に体験入店をさせる

未経験者の場合は講習などで時間も取られるので現実的ではありませんが、経験者の場合は面接したその日に体験入店してもらいましょう。

出来れば応募の段階で、体験入店希望かどうかを確認し、OKなら事前に告知しておきましょう。
当日体験入店には、他店へのハシゴ面接も防ぐという隠れたメリットもあります。

写真を貰って在籍に掲載してしまう

業務委託契約書と同じく、心理的な部分での効果が大きいのが、在籍写真のアップです。

事前に写真つきで告知することで、初出勤日の集客にも好影響を与えます。

まとめ

面接はセラピストと最も密にコミュニケーションを取れる最重要ミッション。

女の子の不安な気持ちを取り除き、自分のお店で働くことのメリットを伝えることが、在籍の質と量の向上に繋がります。

とはいえ闇雲に採用すると、トラブルの元となる地雷セラピストを掴んでしまいます。

また、面接予定のドタキャンだけでなく、面接した後のバックレ問題は、多くの経営者が頭を悩ませています。

今回の説明をしっかりと頭に入れて、自分なりの面接スキルを磨いていきましょう。