こんにちは。メタニキです。
他の記事でも解説していますが、メンズエステ経営にとって最大の課題はセラピストの確保です。
・ルームを整えたのに女の子が集まらなかったらどうしよう?
・安定的にセラピストを確保する王道を知りたい!
・セラピスト選びのコツってあるの?
などなど、メンズエステ経営を始めるとセラピストの採用について不安は付きまとうものです。
そこで、この記事ではメンズエステ経営で一度は悩む”セラピストの求人方法”について解説します。
この記事を読めば、メンエス経営の最大の課題を克服できるチャンスです。ぜひ最後まで読んでみてください!
メンズエステセラピストの求人方法8選
まずは結論から。私の考える求人方法は次の8つです。
- 求人サイトに掲載
- SNSで募集
- 公式HPで募集
- スカウトに依頼
- ホストからの紹介
- 知り合いのつて
- パパ活アプリで勧誘
- 引き抜き
それぞれの中身について解説していきます。
求人サイトに掲載
どこの業界でも王道ですが、その業界専用の求人サイトに掲載する方法です。
メンズエステワークスやエステ魂などの大手サイトに予算に応じて掲載する方法が良いでしょう。
有名なサイトであれば閲覧数も多いですし、女の子も安心して応募することができます。
上記の2サイトは必須として、その他のサイトは全て無料掲載をしておきます。
そして予算に応じて有料掲載に切り替え、毎月効果計測を繰り返します。
掲載する求人サイトは、
地域名+メンズエステ+求人
で表示されたサイトを優先的に利用すると良いでしょう。
SNSで募集
求人サイトと並ぶ王道の方法で、お店の公式Twitterなどで求人情報を発信します。
今の時代、検索サイトよりもSNSから情報を取得するのが当たり前です。
予算を掛けずに求人ができるので、やらない理由はないですね。
ただし、オープンしたてのお店だとフォロワーもまだ少ないので拡散性は弱くなることを認識しておきましょう。
公式HPで募集
お店のHPでも集客と同時に求人情報も掲載しましょう。
お店のコンセプトや在籍セラピストの人数や雰囲気が分かるので、応募の際に安心感を与えられます。
女の子も地域名とメンズエステで検索して、良さげな店舗を探すことがあります。
公式HPをしっかり整えておくことによって、働きたいと思わせることができるので、公式サイトはしっかり用意しておきましょう。
スカウトに依頼
メンズエステを紹介先にしているスカウトマンが存在します。
スカウトに依頼する場合、最初の初期費用はかかりませんが、女の子の出勤や売上に応じて成果報酬を払う必要が出てきます。
そのためスカウトマンは女の子のメンタルケアをして、なるべく長く働いてもらえるようにしてくれるというメリットもあります。
支払い総額は増えてしまいますが、あくまで売上に応じての支払いですので、全く求人がないよりマシでしょう。
ですので、スカウトマンへの依頼も視野に入れておきましょう。
ホストからの紹介
これはイレギュラーなやり方ですが、女の子をホストから斡旋してもらうという方法もあります。
ホストの客は普通の仕事ではお店に通えないため、高確率でナイトワーク系の女が多いです。
ホストに貢ぐためにお金が必要なので、お金に困っているホス狂いをホストから紹介してもらえれば働かせやすいです。
これもツテが必要ですが、選択肢の一つとして入れておきましょう。
知り合いのツテ
一番安心でコスパの良い方法になります。
そして自身の女の子の人脈から募集するのもアリです。
関係性が深ければ深いほど、裏切られる心配が少なくなります。
問題は数を集められない点です。
よっぽどの人脈があれば別ですが、都合よく周りにメンズエステに興味がある女の子がいることは稀なので、主の求人方法と考えない方がよいでしょう。
パパ活アプリ
これも亜流になりますが、可能性としてはゼロではありません。
パパ活アプリを通じて、顔合わせ(お茶や食事)をして、仲良くなった流れでメンズエステの仕事を紹介します。
ご想像のとおり、仲良くなるまでに時間や費用も掛かりますし、女の子の目的はお金なのでメンエスに関心があるかも事前に分からず非効率と言わざるを得ません。
そういう方法もあるんだという程度に覚えておいてください。
引き抜き
業界的にご法度ですが、選択肢の一番後ろにある手段でしょう。
実際問題、引き抜きは起きていますので、上手くやれるのであれば、選択肢の一つとしてあります。
ただ、それがバレるとお店に詰められたり、報復の対象になる可能性があるため、私自身はお勧めしません。
もちろん、自分のお店が引き抜きの被害に遭わないために最善を尽くす必要もあります。
セラピストの求人がメンズエステ経営で最重要
ここで改めて求人の重要性について解説します。
メンズエステは対面でのマッサージサービスの提供であり、セラピストなくして収入は発生しません。
いくら予約があっても対応できるセラピストがいなければ意味がないのです。
そのため、経営の最優先事項がセラピストの確保であり、求人がままならないとルーム賃料などのキャッシュアウトだけが続き、事業撤退の道を歩んでしまいます。
集客よりも求人の方が難しい
そして、その求人が何よりの難しい理由が次のとおりです。
そもそも集まらない
私の経験では、代理店に薦められた3つの求人広告で募集を開始したのですが、ほとんど応募がありませんでした。
メンズエステ店は都市部エリアでは飽和状態なので、求人の奪い合いが起きているのだと思います。
平気でバックレ・音信不通
さらに、やっとのことで面接まで進んだとしても、バックレや音信不通が普通に起こります。
そういう業界だと決めつけるのは残念ですが、応募してくる女の子の質はあまり期待できないと認識しておく必要があります。
巷にいる集客熱心で、施術にも向上心がある人気セラピストは…なかなかいませんね。
同業者からの嫌がらせ
参入障壁が低い業態であり、同業者の足の引っ張り合いも普通にあります。
私が被害に遭った面接のバックレや音信不通は、おそらく同業者の仕業じゃないかと感じています。
他にも、嘘の予約電話などの嫌がらせを受けましたし、そういう業界であることを認識ください。
求人問題が経営の失敗要因のトップ
私のこれまでの経験の中で、メンズエステ経営で失敗してしまう原因は、主に次の5つがあげられます。
- 女の子が集まらない
- 同業者からの嫌がらせ
- 特徴のない店なのでお客さんが来ない
- 資金不足
- 摘発
ポイントは「求人」、「集客」、「資金」であり、特に経営の生命線であるセラピストが集まらなければ、集客もできず資金ショートという運命を辿ります。
私も過去にはこの求人で躓きに躓き、初店舗の経営が1ヶ月で撤退を余儀なくされました。
以下の記事では、私と同じ経験を皆さんにはして欲しくない、という想いから私の失敗談を赤裸々に公開しています。
必ず皆さんの成功への近道となりますので、ぜひチェックしてみてください。
求人募集のポイント
次に、求人を成功させるためのコツを詳しく解説していきます。
- 公式HPやSNSを整える
- 報酬を明確に記載
- 報酬アップ条件を設定
- 罰金を設定しない
- 保証給を用意
- 安心安全をアピール
- 独自の待遇を用意
公式HPやSNSを整える
お店のHPでは、求人情報を目に付きやすい部分に配置します。
そして、求人ページでは具体的な待遇や勤務条件など、丁寧な作り込みを心掛けます。
ポイントは、管理面がしっかりしている印象と応募者に安心感を与えることです。
また、Twitterでお店の公式アカウントを取得し、求人情報の周知と求人ページへの流入をねらいます。
報酬を明確に記載
どの業種でも同じですが、後々のトラブルを避けるためにお金の条件は漏れなく提示します。
基本料金とオプションのバック率、完全日払い、SNSボーナスの有無など、提示できる条件はしっかりと書き込みましょう。
これも応募者の不安解消の一手になるのです。
報酬アップ条件を設定
向上心のあるセラピストを集めるのに有効です。
週の出勤数や延べ勤務日数、本指名が付いた場合など、報酬UP条件を設定しましょう。
やる気のある女の子が集まるのと同時に、他店との掛け持ちを防ぎ専属セラピストの獲得も期待できます。
罰金を設定しない
毒薬にもなり得ますが、セラピストの定着という点を考えて腹を決めましょう。
体調不良や本業都合などでセラピストの急な欠勤は、よく起こりうることです。
ですので、罰金は設けないことをお勧めします。
勿論、お店やお客のために責任感を持って働いてくれる女の子を採用することが条件になります。
保証給を用意
こちらもセラピストが安心して働けるという点で設定することをお勧めします。
指名が入らず日に一定時間以上の待機が発生した場合は、時給換算での保証を用意しましょう。
これにより、施術面で不安を抱えている未経験者が集まりやすい効果もあります。
ただその反面、ランニングコストが上がり、保証目的の地雷女が応募してくることもあります。
安心安全をアピール
応募者に安心材料を与える情報は積極的に発信しましょう。
清潔感のあるルーム、個室での待機、女性講師による研修、非風俗で服を脱ぐことはない等々、応募者が不安に思っていることをとことん開示しましょう。
繰り返しになりますが、メンズエステに対する不安や怪しげなイメージを徹底して払拭して安心感を与えることが求人の最重要ポイントです。
監視カメラなどで防犯対策をしていることや契約書を完備している点も重要です。
特に昨今では一部の店舗が摘発をされていますので、メンズエステの評判が落ちています。
摘発対策もしっかりしているアピールをすることも重要になります。
独自の待遇を用意
他店との差別化を狙った独自待遇も効果的です。
入店祝い金の設定や、体験入店期間の報酬はフルバック、託児所の完備、独立支援制度など、応募者の事情に応じた手厚い待遇が魅力となって応募に繋がるのです。
とことん応募者に寄り添う姿勢が大切にしましょう。
どんなメンエスセラピストを採用すれば良い?
以上のように万全の求人態勢を整えれば、自然と応募があり面接へと進んでいくでしょう。
ここでは、面接の際に採用すべきセラピストの特長をまとめておきます。
- 社会人としての常識がある
- 仕事に意欲がある
- レスポンスが早い
- 過去にバックレ歴がない
- ルックスが良い
社会人としての常識がある
「こんな当たり前のことが基準なの?」と思う方もいるでしょう。
メンエスに応募してくる女の子には、この判断基準が必要なことをご理解ください。
言葉遣い、時間を守る、挨拶など、業務パートナーとして一緒に働けるかどうかを確認しましょう。
ここの常識が不足している子は、接客や勤務面でも問題が出ますので、決して成功することはないでしょう。
仕事に意欲がある
主体性を持って働いてくれる女の子は本当に貴重です。
待機時間に何もしない(集客しない)、講習・資格を積極的に受けない、といった受け身の子が本当に多いのがこの業界です。
逆に、向上心があって集客にも積極的、稼ぐことに貪欲な女の子は、お店にとって非常にありがたい存在なので大事にしたくなります。
面接では、応募した理由や将来の目標などを投げ掛けてみて、仕事に対する意欲を読み取るようにしましょう。
レスポンスが早い
社会人としての常識に通ずることですが、連絡の取りやすさも大事なポイントです。
出勤シフトの連絡や欠勤連絡など、メンズエステを開業するとセラピストとのやり取りは頻繁に発生しますので、レスポンスの遅い子は多方面で迷惑を掛けます。
応募から面接までのやり取りの中で、レスポンスの早さや連絡の正確性をチェックするようにしましょう。
過去にバックレ歴がない
これは情報の取得が非常に難しいですが、過去に他店舗でトラブルを起こしていないことも重要です。
求人サイトによって女の子の評価が記載され、過去の盗みやバックれ等の記載がある場合があります。
また稀にTwitterで他店舗が注意喚起していることもあります。
同業者のツテがあれば情報共有も出来るでしょう。
問題のあるセラピストは初めから採用しない方が良いので一応気をつけましょう。
ルックスが良い
やはり容姿という点で良いに越したことはありません。
本人が顔出しNGの場合もあるので集客面でのメリットは不透明ですが、リピーターの獲得には大いにメリットがあります。
リピーターには、容姿よりも施術内容やホスピタリティが大事なことは重々承知ですが、容姿が良いことでマイナスに働くことはないでしょう。
バックレ率に要注意
結論、私の経験ではバックレ率は80%くらいです。
風俗業界と同様、メンズエステに応募してくる女の子のバックレ率は非常に高いです。
- 面倒臭くなった
- どうせ、もう会わないからいいや
- 他にもお店あるし
- 昨日、飲みすぎたから
昼職をちゃんとしている子は別として、メンズエステだけで働こうとする女の子は、連絡・報告・相談といった社会常識が全く通じないことを心に留めてください。
面接バックレ対策とヒアリング項目
こういった状況でバックレ被害に遭わないための対策10選をまとめています。
不毛な時間を過ごさないためにも、求人方法と併せてぜひ確認してください。
業務委託契約書で契約してしまおう
バックレ対策にも書きましたが、採用したい女の子がいれば、面接したその日に契約まで進めてしまうのが得策です。
時間を空けてしまうと、他店と比較したり、知人に相談する猶予を与えてしまったりして、お断りやバックレにつながってしまいます。
契約まで済ましてしまえば、女の子も働くモードに切り替わりますので、採用したいと思えばその場でコトを進めてしまいましょう。
そんな時に予めテンプレートがあると安心ですよね。
以下の記事で、業務委託契約書とお客と交わす誓約書のテンプレートを公開しています。
士業の方に作っていただいた本格的なもので、自由にカスタマイズも可能ですので、活用してみてください。
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以上、セラピストの求人方法とテクニックについて理解いただけたでしょうか。
メンズエステ経営の鍵となる大事な部分ですので、しっかりと内容を把握し、取り組んでいただけたらと思います。
まだ漠然とした不安が残る方は、私の方で必要なサポートも行っていますので、ぜひ気軽にご相談ください。
ちなみにこちらでは、求人広告を掲載した際の効果測定データを販売していますので、興味があればご利用ください。