こんにちは。メタニキです。
この記事では、セラピスト用の業務対応マニュアルを公開したいと思います。
メンズエステでは、女の子の入れ替えが頻繁に行われます。
入れ替えのたびに業務内容を説明するのは大変ですよね。
そこで、お仕事の流れを記載した業務対応マニュアルをシェアしますので、ぜひご活用してみてください。
- メンズエステの開業を予定している
- セラピストの教育を効率よく行いたい
- 独学でやっているから、マニュアルをもっていない
- 今の業務マニュアルが使いにくくて困っている
一つでも当てはまる方は、最後まで見てくださいね。
セラピストとは契約を交わしましょう
マニュアルについてお話しする前に、絶対に押さえてほしいポイントをご紹介します。
それは、セラピストの女の子との契約書です。
メンズエステの業界では雇用という形式ではなく、業務委託という形式で契約することが一般とされています。
女の子は個人事業主として完全歩合制の報酬を受け取ることとなります。
業務委託契約書を交わす目的は、様々なリスクに対応し、女の子が変なことをしないための抑止力を働かせることです。
そのため、まずはこちらの記事にある契約書のテンプレートをダウンロードしてください。
ここには、お客さん用の同意書のテンプレートもお付けしていますので活用してみましょう。
セラピスト対応マニュアル
女の子が行う対応は、来客前・来客後・お見送り後の3つに分けて考えることができます。
それぞれについて、詳しくお話ししていきます。
マニュアルのダウンロードはこちら
来客前のマニュアル
来客前に女の子が行う業務が次のようになります。
意外とやることがありますが、どの業務も簡単なため誰でもできると思います。
面接や研修で実際にやりながら覚えてもらうのが良いでしょう。
メンズエステでは備品や消耗品の種類がたくさんありますので、漏れがないように管理する必要があります。
別の記事で備品と消耗品のチェックリストを紹介していますので、活用してみてください。
来客後のマニュアル
来客後は、もう少し複雑になってきます。
ですが、お客様に対応するための順番は決まっておりますので、教えやすいかと思います。
少し長いですが、こちらが来客後の業務となります。
施術をする際は、女の子それぞれの技量によって内容が変わってきます。
施術のテクニックについては、専門の講師に研修を依頼したり、他の既存メンバーに研修をお願いするのが一般的です。
施術のバリエーションが多いほど良い施術に繋がります。
複数のサイトから技の一覧を作成して渡しておいたり、昇給するようにしたりすると積極的に自己学習してもらえると思います。
お見送り後のマニュアル
最後に、お客様が帰った後のマニュアルです。
施術を終えて女の子も疲れていますので、サボりがちな業務です。
女の子に丁寧に教えておくことで、業務がきちんと行われるようにしておきましょう。
お見送り後の業務は、お客様が帰った直後とセラピストの退出時の2つに分けることができます。
お客様が帰った直後のマニュアル
お客様が帰った直後の業務は片付けや掃除、消耗品の補充です。
一連の流れは次のようになります。
次のお客様をキレイな状態で迎えるために、重要な業務です。
不安に思う人は、来客前にも同じポイントを確認するようにしてもいでしょう。
また、グループへの連絡は必須となりますので、絶対に忘れないようにと伝えましょう。
セラピスト退出時のマニュアル
セラピスト退出時の業務は、少なめです。
業務の多くは、次のセラピストが来るための準備となります。
一連の流れはこちらです。
こちらが、セラピスト退出時の業務です。
お金の管理が関わってきますので、何度も伝えておくようにしておくと安心です。
トラブル対応マニュアル
メンズエステは、トラブルがつきものの商売です。
癖の強いお客さんも多く、トラブル対応が必須となります。
事例ごとに見ていきましょう。
緊急連絡先
トラブルが発生したときには、早急の連絡が必要です。
責任者やスタッフがいつでもでられる番号を教えておきましょう。
お客様が怒っている
親身に謝って許してもらうのが最適です。
こちらのミスである場合はもちろん、理不尽なクレームだったとしても女の子に謝ってもらいます。
トラブルが大きく発展しないように気をつけるよう伝えておきましょう。
それでも過剰なクレームが続く場合、グループや緊急連絡先に連絡してもらいます。
身に危険が生じそうなとき
監視カメラの前まで逃げる、もしくはマンションの緊急通報ボタンを押すように伝えておきましょう。
女の子の身体が第一ですので、後先考えずに逃げるように伝えましょう
スカウトや同業者からの勧誘を受けた
この業界では優秀な女の子は争奪戦になります。
スカウトや同業者から引き抜きされることも少なくありません。
契約書でもスカウト行為は禁止していますが、スカウトがあった場合は報告してもらうようにしましょう。
また、同業者からの嫌がらせで、変な人が送り込まれてくることもあります。
トラブルなどによって、お店の悪い評判やマンション管理者への悪い印象づけをすることが目的です。
その際は、なんとか最後まで対応してもらい、後に報告してもらいましょう。
もちろんすぐにブラックリスト入りです。
嫌がらせで警察を呼ばれた
同業者からの嫌がらせシリーズです。
鼠径部のマッサージをしている最中に男性器にあたったと難癖を付けられて、警察を呼ばれるなんてことがあります。
その場合は、緊急連絡先にすぐに報告してもらい、同意書とボイスレコーダーを準備してもらいましょう。
警察が関わってきた場合は女の子に対応してもらうのではなく、経営者が対応するようにしてください。
警察が来るとパニックになってしまいますので、事前に伝えておいたり、予行練習をしてみることをオススメします。
マンションの管理人が来た
女の子には友達と名乗り、部屋の中は絶対に見せないように言っておきましょう。
マンション型メンズエステは、ほとんどの場合マンションオーナーから許可をもらって堂々と営業しているわけではありません。
マンションの住人や嫌がらせで疑惑がかかり、管理会社の人が訪ねてくることがあります。
その際、絶対にメンスエステをやっていると言ってはいけません。
そして部屋の中は絶対に見せないようにしましょう。
管理会社とはいえ、強制的に家に入ることはできません。
もっともらしい理由を付けて、部屋を見せるように説得してきますので、惑わされて部屋を見せないように繰り返し伝えておきましょう。
疑惑が出たとしても、部屋を見せない限り明確な証拠がないので、やっていないといえばそれで終わります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
このマニュアルに沿って業務を進めていけば、問題なく運営をしていくことができます。
公式LINEもありますので、気になる点があればご相談ください。