こんにちは、メタニキです。
今回はメンズエステの施術で使うマッサージオイルを紹介します。
メンズエステにとってマッサージオイルは、タオルや紙パンツと同じようにお店の重要なアイテムの一つです。
マッサージオイルの香りや感触で独特の雰囲気を醸し出せるため、より高揚感を高められます。
お客さんやセラピストによっても好みは変わってきます。
マッサージオイルの特徴や選び方、おすすめなどを紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。
メンズエステ用オイルの種類とお勧め
ここからは、具体的にいくつかのマッサージオイルを紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
7ビューティー マッサージオイル
まず紹介するのは、7ビューティーのマッサージオイルです。
7ビューティー（旧7エステ）は、エステ商品を数多く扱っている総合美容専門メーカーです。
そのため多くのメンズエステで7ビューティーの商品が使われています。
マッサージオイルは、人気商品の一つです。
香りはローズやジャスミンなど７種類から選ぶことができて、無香料もあります。
そしてコスパの非常にいいです。5Lでこの値段はかなりお得です。
マッサージオイルの中でも、かなりベーシックなものですのでお店には必ず1つは用意しておきましょう。
アロムメゾン マッサージオイル
続いては、アロムメゾンノのマッサージオイルです。
こちらのオイルも、多くのメンズエステで使われています。
5Lで6000円を切るやすさなので、7ビューティーのマッサージオイルと同様にコスパに優れています。
香りが13種類も用意されているのが嬉しいポイントです。
同じブランドのマッサージオイルでも、香りを変えるだけでも雰囲気はガラッと変わります。
お店のコンセプトをもとに、時間帯や季節やお客さんの年齢などで使い分けると面白いかもしれません。
プロズビ マッサージノイル
続いてはプロズビのマッサージオイルです。
このオイルはノンオイルのため、水に溶けやすくシャワーで流したりタオルで拭き取ったりすることで簡単に落とせます。
メンズエステは、お客さんもベッドもシャワールームもオイルだらけになってしまいます。
お客さんが変わるたびに清掃をして、きれいな状態を保つ必要がありますがこれが結構大変です。
このマッサージオイルであれば、かなり清掃しやすいので効率面でメリットがあります。
水で流せるオイル ZERO
続いては、水で流せるオイルZEROです。
このオイルもその名の通りノンオイルですので水で流せます。
そして、なんと言っても最大の特徴はメンズエステのプロが開発したということです。
他のオイルは、一般的なエステなどに使うために作られたもので、それをメンズエステでも利用しているのですがこれは違います。
メンズエステでは、マッサージオイルのヌルヌルとした質感が重視されますが前述のように清掃しやすさも求められます。
水で流せるオイルZEROは、まさに質感と使い勝手のどちらの特徴も持ち合わせています。
メンズエステ用に作られたオイルなだけはあります。
10Lで買うとコスパも良く、段ボールから蛇口のように直接補給できるのでスペースもとりません。
PURE MEDICAL水溶性マッサージオイル
続いては、ピュアメディカルの水溶性マッサージオイルです。
こちらも水溶性で使い勝手がいいので、メンズエステ向きのオイルです。
香りのバリエーションが少ないため、シンプルなオイルで十分という方にはおすすめです。
お勧のオイルウォーマーとボトル
ここではオイルウォーマーとボトルを紹介します。
ボトルウォーマー
メンズエステではマッサージオイルは温かくして使います。
わざわざ容器で温めるのは非常に手間なので、オイルウォーマーは必須のアイテムです。
今回紹介するオイルウォーマーは、ほとんどのメンズエステで使われています。
デザイン性もあり、ある程度の容量も入るので、必ず用意しておきましょう。
ボトル
お店の部屋数や回転数にもよりますが、マッサージオイルを入れるボトルは多めに用意しておきましょう。
お客さんが来るたびにオイルを補給するのは時間も手間もかかります。
あらかじめオイルのいれたボトルを用意して、すぐに使えるように準備しておきましょう。
そもそもマッサージオイルとは？
メンズエステで使用するマッサージオイルについて、基本的なことを解説していきます。
マッサージオイルの効果
マッサージオイルには多くの効果があります。
- 保湿効果
- スキンケア効果
- 香りによるリラックス効果
マッサージオイルは、もともと女性が使うことが多かったためその効果も女性向けでした。
しかし、最近では男性もスキンケアの意識が高くなっていますのでマッサージオイルによる効果は気になるでしょう。
保湿効果
オイルの一番の効果としては保湿です。
乾燥肌に対しては、ただ湿らせればいいというものではありません。
本来肌自体が持ってる、「水から潤う」という力をサポートしてあげることで保湿ができます。
マッサージオイルには保湿効果があるものが多く、施術後には程よくしっとり肌が続きます。
保湿ができた上に、肌を柔らかくするような効果もあるためスキンケアにも役立ちます。
香りによる効果
香りにも特徴があり、種類が豊富で安眠やリフレッシュ効果などがあります。
香りを嗅いでいてるだけで、ストレス解消や不眠に効果を発揮します。
妖艶な香りを選べば、大人の雰囲気も出せます。
メンズエステでは、個室で可愛い女の子と2人きりで過ごします。
そして肌に直接触れられながらマッサージをしてもらうため、男性にとってはムラムラする状況です。
そこにマッサージオイルの香りが加わるとさらに気持ちがたかぶるため、お店の人気にもつながります。
オイルの代表的な成分
マッサージオイルの代表的な成分を紹介します。
- ワセリン
- グリセリン
- ヒアルロン酸
- セラミド
ワセリン
ワセリンは、石油から取り出した炭化水素類の混合物から精製したものです。
体に塗ると肌に薄い膜を作ってくれるため、肌の水分の蒸発を防いでくれるため保湿につながります。
そのため肌が弱い赤ちゃんからご高齢の方にも使われるほど安全です。
純度の高い「白色ワセリン」は医療機関でも使われることもあり、ドラッグストアなどでも手に入ります。
副作用のリスクも少なく、純度が高いものに関してはアレルギーなどの心配もほとんどありません。
純度の低いものや一度に大量のワセリンを使うと反応してしまう人もいますが、メンズエステで使うマッサージオイルに関してはそのようなこともありません。
グリセリン
グリセリンとは、グリセロール（glycerol）と呼ばれるアルコールの一種です。
海藻や動・植物に多く含まれており、人体の中にも「中性脂肪」として存在します。
大きな特徴としては、その吸湿性です。
外部から水分を取り込み保湿するため、化粧水などの保湿成分として使われます。
また、水に溶けやすく溶けると発熱することから温感クレンジング系にも入っていることが多いです。
直接肌に塗ってくれるメンズエステでは、グリセリンが入っているマッサージオイルを使うと体が暖かくなるため心身ともにリラックスできます。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸もまた保湿に優れた成分で、たった1gで6リットルもの水を含むことができます。
体の至る所に存在しており、主に水分保湿の役割を担っています。
ヒアルロン酸は加齢とともに減っていくので、高齢になるにつれて乾燥しやすい体質になります。
オイルなどでは真皮までヒアルロン酸は到達しないのですが、肌の表面で潤いを持続させたり肌のターンオーバーを促進してくれます。
セラミド
セラミドは、肌の一番外側にある角質層というところに存在しています。
細胞同士の隙間を埋めたり水分を保つ役割や、最近やウイルスから肌を守る機能もあります。
細かく分けると６種類のセラミドがあり、種類によって効果や働きは若干変わってきます。
セラミドは、食事やサプリメントからも摂取できるため健康食品としても注目を浴びています。
マッサージに含まれている場合は、肌の保湿やメラニンの合成をおさえてシミやそばかすを防ぎ美肌効果も期待できます。
オイルの種類
オイルに入っている主な成分を解説しましたが、今度はオイルの種類を見ていきます。
- キャリアオイル
- ミネラルオイル
- ノンオイル
キャリアオイル
キャリアオイルは、植物から抽出される天然由来のオイルです。
エッセンシャルオイルを薄めるときに使い、全身にオイルを行き渡らせるためキャリア（運ぶ）オイルと呼ばれいます。
他にも「ベースオイル」や「プラントオイル」とも呼ばれます。
種類が豊富で、以下のようなものがあります。
- ホホバオイル
- オリーブオイル
- マカダミアナッツ
- グレープシードオイル
- スイートアーモンドオイル
エッセンシャルオイルに混ぜずに、キャリアオイル単体でも使えます。
肌に馴染む程よい感触のため、メンズエステのマッサージにも適しています。
ミネラルオイル
ミネラルオイルもワセリンと同様に、石油から取り出した炭化水素類の混合物からできるオイルです。
工業用にも化粧品も使われますが、それぞれ純度が全く異なります。
ミネラルオイルの最大の特徴は、「エモリエント作用」です。
エモリエント作用とは、肌の水分の蒸発を防いで保湿した上で肌を柔らかくする作用です。
この作用から、マッサージオイルにもよく使われます。
他のオイルよりも潤滑性に優れいているため、メンズエステでは使う場合はローションのような感覚を楽しめるオイルです。
ノンオイル
ノンオイルは、その名の通りにオイル成分が全くないオイルです。
最近では「ノイル」とも呼ばれ、メンズエステではよく使われるオイルです。
ノンオイルには、オイル特有の香りやベタつきがないためマッサージ後も簡単に洗い流せます。
帰って家族にメンズエステに行ったことがバレたくないお客さんなどに重宝します。
オイル成分がないとは言っても、セラミドやグリセリンなどの保湿成分は入っているため肌には良く保湿効果もあります。
水にも溶けやすいので、薄めながらちょうどいい柔らかさにできる使い勝手の良さもいいところです。
価格帯
価格帯ですが、大まかに３つに分けて見ていきます。
| 成分 | 価格帯 |
|---|---|
| 天然由来成分 | 1L 1800円前後から |
| ミネラル由来成分 | 1L 500円前後から |
| ノンオイル成分 | 1L 2000円前後から |
ミネラル由来のマッサージであればかなり安価なものもあります。
天然由来やノンオイルのものだと、全体的に少し高めの価格になります。
あくまで目安の価格帯ではありますが、マッサージオイルは毎日大量に消費するのでコストは常に正確に把握しておきましょう。
マッサージオイルの選び方
マッサージオイルの種類を見てきました。
ここでは、マッサージオイルの選び方を紹介します。
- コスパ
- 洗いやすさ
- 香料
この観点から見ていきます
コスパ
まず最初に気になるのはコストですよね。
色々なマッサージオイルがあるため、いいものを揃えたいとは思いますが最初は安価なものにしましょう。
マッサージオイルは消耗品の中でも、かなり消耗するペースが早いので思ったよりも出費がかさみます。
ミネラル由来成分のマッサージオイルであれば、比較的低価格のものがあるのでおすすめです。
低価格のものでも、いい品質のマッサージオイルはたくさんあります。
最初は色々使ってみて、お気に入りのオイルが見つかればまとめ買いでさらにやすく購入もできます。
お店が軌道に乗ってきて予算に余裕ができてから、高価で珍しいオイルなど使うと他のお店と差別化も可能です。
洗いやすさ
洗いやすさもメンズエステで使う場合は重要な要素です。
全身を入念にマッサージをするため、施術後はお客さんはオイルまみれになります。
最後にシャワーを浴びますが、あまりに粘りがあって洗い流すのに時間がかかるとお客さんからも好まれません。
ノンオイル系であれば、スキンケアや保湿などの効果もありながらサラサラな質感なので使い勝手は良いでしょう。
ただし、お客さまによってはローションのように粘り気のあるオイルでのマッサージを希望する方もいます。
施術前に、お客さんにヒアリングした上で使い分けるものいいでしょう。
香料
香料も、洗いやすさ同様に好みが分かれます。
施術後に、香りが強く残ってしまうと遊んできたことが家族や他人にバレてしまうのを嫌うケースもあります。
こちらも施術前にヒアリングするのが一番です。
メンズエステは、比較的狭いスペースで幻想的なインテリアなどに囲まれて非日常を演出することでお客さんに楽しんでもらえます。
もし施術後の香りをあまり気にしないのであれば、リラックスや高揚感の効果のある香り付きのオイルを使ってあげましょう。
オイルでボロ儲けできるオプション
ここまでは、マッサージオイルについて解説してきました。
最後に、オイルで稼ぐ方法を紹介します。
お客さんの中には、オイルをたっぷりと使ってマッサージをしてもらいたいという人がいます。
マッサージ中に、オイルを増やしてはお店にとっては得がないので、オイル増しをサービスのオプションとして用意します。
オプション料金は1000円から2000円くらいが良いでしょう。
マッサージオイルの原価が、1Lで約1000円くらいなのでかなりの利益率です。
オイルの使用量を増やしたとしても、おそらく1度に250mlほどです。
お客さんもオプションでオイル増しがあると選びやすいので、喜ばれます。
もし、まだ「オイル増し」オプションを取り入れていなければ是非検討して見てください。
メンズエステの消耗品選びに困ったら？
メンズエステの開業には様々な消耗品が必要になります。
それらを全て揃えるのは大変ですので、消耗品チェックリストを作成し無料で配布しています。
ぜひご活用ください。
