こんにちは。メタニキです。
メンズエステ集客において、欠かせないのがX(Twitter)の効果的な運用。
お店公式はもちろん、セラピストも自分のアカウントを使って、情報を発信しています。
最近、メンズエステ関係者から
・突然アカウントがロックされてフォロワーがゼロになった!
・Xから警告が来てログインすら出来ないんだけど…
・最近いいねの数が極端に減ったんだけど、何か理由あるのかな?
といった相談を受けることが増えてきました。
今回の記事では、X(Twitter)における凍結や垢BANの原因と、その対策について、具体例をあげて詳しく解説していきます。
Twitter→X
ツイート→ポスト、投稿
リツイート→リポスト
上記は同じ内容を指します。
メンズエステ関連のXアカウントの凍結が急増している?
「出勤前にX開いたらアカウントがロックされてる!」
「え?凍結?なんで?なんか悪いことした?」
最近、Xアカウントを凍結されたセラピストからの報告や相談が急増しています。
どうやら2024年になってから、いわゆる「凍結祭り」が起こっているようです。
凍結されるとどうなる
ある日突然Xを開いたら、以下のような警告文が表示され、投稿もいいねも出来ないようになります。
ご利用のアカウントは凍結されています
毎日のように投稿していたポストも全て消え、フォロワーもゼロに。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか?もう元に戻すことはできないのでしょうか?
凍結の原因はXのルール違反
Xは13歳以上であれば誰でもアカウントを作成して利用できるため、センシティブな投稿に対しては、厳しくルールを敷いています。
センシティブな投稿とは、成人向けのエロや暴力、ヘイトなど、利用者を不快にする可能性のあるもの全般です。
また、肖像権や著作権、商標などを侵害するものも禁止されています。
(参考)Xルール(https://help.twitter.com/en/rules-and-policies/x-rules)
性風俗店でもないメンズエステが、一体どんな理由でペナルティを受けるのでしょうか?
メンズエステセラピストのXの凍結原因
これまでに凍結されたセラピストのアカウントには、いくつかの共通点があります。
・露出度の高いセクシーな画像や動画
・連続投稿やコピペなどのスパムやbotとみなされる行為
・大量のハッシュタグや同じURLを毎回つける
一つずつ具体的に説明していきます。
露出度の高いセクシーな画像や動画
セラピストのXアカウントがペナルティを受ける原因の中で多いのが、アダルトコンテンツです。
メンズエステの衣装は胸の谷間や太ももが露出しているものが主流。
セクシーな自撮り写真はタイムライン上で目を引き、新たなファンの獲得や集客につながります。
AVまがいのものは言うまでもありませんが、こういったちょっとセクシーな自撮りでも、そればかりをアップし続けると規制の対象となる可能性があります。
連続ポストや大量フォロー
Xでは、bot(機械的な行動をする)やスパム(迷惑)を排除するため、1日のポスト数とフォロー数に上限を設けています。
上限を超えると、一時的にポストやフォローができなくなります。
また、フォロー解除も一度に大量に行わないようにしましょう。
コピペ文章や同じURLやハッシュタグ
投稿内容や回数に問題がなくても、ポストする時につけたURLやハッシュタグが凍結の原因となります。
自動ツールを使って似たような投稿を繰り返すのもNG。
コピペした文章の濫用や、同じURL、大量のハッシュタグをつけて投稿すると、規制されやすい傾向にあります。
相互フォローでないアカウントとのDM
利用するお客さんからセラピスト宛にDM(ダイレクトメール)が届くことがあります。
DM自体はなんの問題もありませんが、1日あたりのDM数には制限が設けられています。
特にコピペ文章を用いた大量のDMは、スパム行為とみなされ監視の対象となります。
新しいアカウントや複数アカウント
新しいアカウントや短時間に複数生成されたアカウントは凍結されやすいです。
特にお店がセラピストのアカウントを一括管理しようと、同じPCやスマホから複数のアカウントを作ると、一斉に凍結されてしまうことも。
その他公序良俗に反するもの
エロやスパム以外にも、グロテスクな画像や暴力描写などもNG。
犯罪行為の助長やヘイト、新型コロナ関連も凍結の対象となりやすいので、ニュースや社会問題(特に政治や宗教、差別など)へのコメントには注意しましょう。
生年月日が13歳未満
Xの規約で13歳未満は利用できません。
設定時に生年月日をお仕事を始めた日にすると、年齢が12歳以下になってしまいます。
そうなると、規約違反となり凍結されてしまいます。
次の章では凍結などのペナルティを受けないコツについて解説します。
メンズエステ関連XのアカウントBAN対策一覧
前の章で説明したNG行為を、X社ではAIを用いて判別しています。
つまりAIに悪質なアカウントだと思われないことが、垢BAN対策の基本となります。
基本的には
・センシティブな投稿を避ける
・botとみなされる行為をしない
の二つを守るようにしましょう。
- 日常ポストを混ぜる
- 連続ポスト、大量のフォロー・解除をしない
- コピペ、ハッシュタグ、同一URLを避ける
- 愚痴や攻撃的なポストをしない
- 電話番号と生年月日を登録する
具体例を出しながら説明していきます。
非エロな投稿を混ぜる
谷間や太ももの映った画像をまったく投稿せずに集客につなげるのはハードルが高いです。
なので、自撮り投稿の合間に、日常を切り取ったゆるふわな投稿を織り交ぜるのが効果的。
営業丸出しのポストばかりだと、惹いてしまうユーザーもいるので、日常ポストは一石二鳥です。
大量フォローや連続投稿を避ける
短い期間で多数のフォローやフォロー解除を行わないようにしましょう。
フォローの上限は1日400件と言われていますが、多くても1日50件くらいに留めましょう。
連続投稿でよく見かけるのが、リポストの多用です。
リポストは1クリックで出来てしまうので、気分でどんどん押してしまいがち。
タイムラインがリポストだらけになるので、集客という面でも逆効果です。
ハッシュタグ、外部URLは控えめにする
ハッシュタグはつけないか、1つか2つに留めましょう。
お店のHPなど同一のURLリンクを毎回つけてしまうのもNG。
前述した通り、スパム(迷惑行為)やbot(機械的)と捉えられてしまいます。
DMは極力控えめに
大量に同じような文章やURLをつけてDMを送る行為は、商用・勧誘アカウントと見なされます。
トラブルの原因にもなるので、DMは相互フォロワーかリピーターのみに制限したほうが無難です。
フォローへのお礼や挨拶のDMもこちらからする必要はありません。
電話番号を登録する
携帯電話番号を登録することで、botではなく人間が利用していることの証明となります。
電話番号は、Xの「設定とプライバシー」から登録できます。
ショートメールが受け取れる自分の携帯の番号を入力してください。
この時、メールアドレスも自分のものを登録しておきましょう。
後述する警告や解除申請で必要になることがあります。
マナーを守って健全な投稿をする
グロや暴力描写、ヘイトなどの他のユーザーに不快感を与える投稿はNGです。
意外と盲点なのが、政治や社会に対する愚痴。
Xは、あくまでも集客ツールですから、社会派なコメントはなるべく避けましょう。
生年月日の登録を20歳以上にする
Xの生年月日は、非表示設定にしておけば外部の人に知られることはないので、自分の誕生日を入力しておけば問題ないです。
18歳以上なら問題ありませんが、どうせなら20歳以上にしておきましょう。
フェミニスト発言をしない
セラピストで意外と多いのは、お客さんの悪口を言って共感を集めているパターンです。
ビジネス的にも全く意味がなく逆効果ですので、男性に対するヘイト発言はやめるべきです。
最近はフェミニストに対する風当たりも悪いので、すぐに通報対象になり得ます。
X(Twitter)のシャドウバンとは?
Xには凍結以外にも、シャドウバンと呼ばれる隠れペナルティがあります。
アカウントにログインして投稿もできるので、気づきにくい分、ある意味凍結よりも厄介です。
インプレッションやいいねが急激に減ったと感じたら、シャドウバンを疑ってみましょう。
X(Twitter)シャドウバンの種類
シャドウバンは4つに分類され、それぞれ課されるペナルティが異なります。
一つずつ具体的に解説していきます。
検索候補BAN
X内の検索における優先順位が下げられるのが、検索候補BAN(サーチサジェッションバン)です。
フォロワーや「センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」に設定しているアカウントには影響なく表示されます。
検索結果の順位が下がるだけなので、ほぼ影響はありませんが、より重いシャドウBANや凍結への第一歩とも言えますので、注意が必要です。
サーチBAN
サーチBANを受けると、文字通り検索結果から除外されてしまいます。
フォロー・非フォロー、センシティブのON・OFFに関わらず、Xユーザー全員から見つかりにくくなる非常に重いペナルティです。
単語やハッシュタグだけでなく、アカウントIDで検索しても、表示されません。
フォロワーのタイムラインには表示されるものの、後述するゴーストBANの一歩手前と行ってよいでしょう。
ゴーストBAN
全てのユーザーのタイムラインに、自分の投稿や返信が表示されなくなります。
ゴーストBANはシャドウバンの中でもっとも重いペナルティ。
ポストを見てもらえないのですから、集客用アカウントとしては致命傷です。
この状態になったアカウントは、いつ凍結されてもおかしくありません。
リプライディブースティング
投稿への返信(リプライ)が「さらに返信を表示する」の中に隠される状態になるのが、リプライディブースティングです。
検索候補BANと同じくフォロワーへの影響がないので、軽めのペナルティと言えますが、非フォロワーから見つけてもらいにくくなります。
メンエス店舗やセラピストがシャドウバンをチェックする方法
「Twitter Shadowban Test」のようなチェックサイトを使ってシャドウバンを確認することが出来ます。
アカウント名(@〜)を入力するだけで、各シャドウバンの種類ごとに診断してくれます。
こちらはチェックサイトを使った結果画面です。
問題ない状態であれば、このように左側にチェックが付きます。
定期的にチェックサイトを使ってアカウントの状態を確認するようにしましょう。
Xのシャドウバンの解除方法は?
万が一シャドウバンが見つかったら、ペナルティを受けた原因を排除します。
前章で述べた垢BAN対策を参考に、ルール違反と思われるポストやプロフィールを改善・整理しましょう。
その後は、閲覧のみにしてポストやリポスト、フォロー、いいねもしないで放置。
一般にシャドウバンの解除には3日〜5日かかると言われています。
避難用アカウントを作っておく
シャドウバンが解除されるまで、出勤情報などを告知できないのは不便です。
ペナルティを課される前に、避難用アカウントを別で作っておく事をオススメします。
シャドウバンされたアカウントのプロフィールと固定ポストで、こちらのアカウントをアナウンスしましょう。
X(Twitter)の垢BANの種類
シャドウバン以外の垢BANには3つの段階があります。
一つずつ具体的に解説していきます。
警告
「アカウントがロックされている」または「アカウントの一部の機能が制限されている」といった警告メッセージが表示された状態。
ログインは出来ますが、投稿やいいねができなくなります。
多くの場合、どのようなルール違反を犯しているかも指摘されます。
またアカウントが乗っ取られた疑いがある場合も同様に警告とともにロックがかかります。
本凍結
凍結の第二段階です
警告を無視している、もしくは一度警告を受けたアカウントが同じようにルール違反した場合、本凍結と呼ばれるペナルティが課せられます。
警告時と同じく、投稿やいいねが出来なくなります。
解除するには異議申し立てが必要です。
永久凍結
本凍結を繰り返しているなど、改善の余地なしと判断されたアカウントに課せられる最も厳しいペナルティが永久凍結です。
永久凍結になったアカウントが完全に使用できなくなる上に、複数作った別アカウントも使用停止になります。
さらに同じ端末(スマホやPC)から新しいアカウントを作ることもできなくなります。
異議申し立てをすることも可能ですが、こうなってしまうと解除は困難を極めます。
X(Twitter)アカウントの凍結を解除する方法
凍結の段階によって解除方法が違います。それぞれ説明していきます。
警告
「アカウントのロック」や「一部機能の制限」の場合は、自力で解除することが出来ます。
セキュリティ上の理由の場合は、電話番号やメールアドレスの入力を求められますので、手順に従ってアカウントのロックを解除します。
ルール違反による理由の場合は、電話番号やメールアドレスに加えて、該当のポストの削除などの対応を求められます。
手順に従って解除を試みるとともに、どういった行為がルール違反とみなされるかも再度見直しましょう。
本凍結
本凍結を解除するには、異議申し立てが必要となります。
凍結されたアカウントにログインした状態で「ヘルプセンター」の「異議申し立て」ページから、解除依頼を行います。
永久凍結
永久凍結となった場合にも異議申し立ては可能ですが、解除の確率は100分の1以下と言われており、諦めたほうが良いでしょう。
凍結されたアカウントの削除
ログインできる場合は、「設定とプライバシー」から「アカウント削除」の手続きを行い、30日間ログインせずに放置すると、アカウントを完全に削除できます。
ログインできない場合は、「ヘルプセンター」の「アカウントへのアクセス」からリクエストを送信します。
メンエス店舗・セラピストのX運用にお勧めのツール
店舗やセラピストのXアカウントを複数管理するのは大変です。
ただ、socialdogというツールを利用すれば、それらを一元管理することが可能です。
ポストの管理やフォロワーの管理なども簡単にできますので、X集客を本格化したい方は必ず導入してください。
まとめ
X(Twitter)における凍結やシャドウバンなどのペナルティについて解説しました。
凍結祭りなんて言われていますが、X(Twitter)社のルールやポリシーを抑えておけば、ペナルティを受けることはありません。
凍結や垢BANの原因と対策、さらに解除方法まで網羅して解説していますので、本記事をしっかり読んで安心して集客に臨んでください。